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ヒロアカ人気投票、かっちゃん3連覇おめでとう!
本編もかっちゃん大活躍でうひょうひょですな。
デク様が真剣な目で戦闘を観戦してるのも、出勝民としてはたまらんです。
ワンピにはミホ様出てるし、くまの名前も出てくるし。
今週号のおジャンプには大満足です。
冒頭しか書いてない、海賊設定なベンゾロ没ネタです。
本当にちょっとしか書いてないので、よければどうぞ。
「寿を司る……」
《前回(注1)までのあらすじ》
グランドラインを航行中の麦わら海賊団一行は途中、赤髪海賊団と何度目かの再会(注2)を果たす。
麦わら海賊団の剣士ロロノア・ゾロは恋人(注3)である赤髪海賊団副船長ベン・ベックマンとの再会を素直に喜んでいたが、しかし何故かベンとナミの間での“金の力を借りた話し合い”により、しばらくベンと行動を共にする事となる。
戸惑いながらもゾロは、赤髪海賊団から休暇を貰ったベンに連れられて向かった先は―――……。
注1:そんなモノはこの世のどこにも存在しないので捜さないでください。
注2:いつどこで再会していたのだ?と思ってはいけません。
注3:いつのまにそんな関係になったのか、書いてる私にも分かりません。
なんだなんだ、いったいどうしておれはこんな所に?
ひどく動揺しながらゾロはおろおろと、ベンにより連れ込まれた店内を見回す。
そこは本当に小さな店で。
小さなカウンターに座席が五つあり、丸見え状態の小さな調理スペースには頑固一徹を絵に描いたような店主が一人。
そしてカウンターテーブルより一段高い所にあるショーケースには、鮮度の良い海産物が種類豊富に並べられている。
どうしたものかと隣に並んで座ったベンの方へと振り返れば、彼はにっこりと笑って。
「遠慮せず、好きな物を注文していいんだぞ、ゾロ」
「え、えっと」
好きな物と言われても……。
困惑しながら、今度はカウンターの中の店主の方を見れば、男は無愛想に、
「お客さん、何を握りやしょう?」
早く注文しろとばかりに言う。
ゾロはひどく焦ってショーケースを見遣るが、大トロにイクラにウニ、サザエやあわびにイセエビなど、なんとも絢爛豪華に高級食材ばかりが目に映る。
剣一筋で生きてきて、世情にあまり聡くはないゾロにだって、どいつもこいつも決してお安くはないぞと分かる代物揃いだ。
せめて値段でも分かれば………と縋る思いでプライス表を見ても、無情なまでに「時価」の文字ばかりが並んでいる有り様で。
だらだら汗を垂れ流しつつ、視線を右から左に流していって、ようやく見つけた値段が表示された品の名を口にする。
「―――かっぱ巻で」
ベンゾロ・寿司デートの話を書こうとしただけ。
時価にびびって、ひたすらかっぱ巻ばかりを頼むゾロを書こうと思ってた。
現パロにすればいいのに何故か海賊設定にこだわっていたような。