すばらホモ。

　素晴らしいホモ、略してすばらホモ……ってちっとも略してないじゃん。
えー、昨日、妹と外出した際に、BL小説を表紙買いしました。
水壬楓子さんの書かれた「リスク」という本です。
初めて買う作家さんだったのですが、あの表紙を見てしまったら、もう……ね。
　その表紙イラストは実のところ、あちらこちらのレビューサイトで「すごく買いにくい」と評されている代物でして。
確かにいろいろ、きっついです。
ほぼ裸の受けが後ろ手錠で首輪填められて、首輪から伸びた鎖を椅子に座った攻めが持ってるという……。
いつもだったら、「うお、なんつー表紙！」と私もびびって手に取る事もなかったかも。
　でもね、でもね！
その……椅子に余裕ぶっこいて座ってる攻めが、素敵なヒゲオヤジだったんですもの！！
しかもワイルド系ではなく、ロマンスグレー系のヒゲオヤジですよ！！！
よもや商業ベースのBL本表紙でヒゲオヤジにお目にかかるとは！
思いっきりヒゲオヤジ好きの血を擽られ、迷わずレジへゴー！！でした。
－－－や、それだけ持ってくのはさすがに躊躇われたので、一般書籍も一緒にでしたが。
　ちなみに中身も非常に萌えでした。
政界の大物なヒゲオヤジこと久賀先生（御年５３才）の、余裕ぶっこきまくったクソジジイっぷりはホントに素晴らしいです。
そしてそんな久賀先生の手の平の中でいいように転がされている城島くん（御年３５才）も、実の所、かなり私の萌えツボど真ん中に近い受けでございました。
あとなにより、１８歳という年齢差が良いです。
年齢差が大きいカプは年上攻めでも年下攻めでも大好物なんざますよ、はあはあ。
　ですがこの作品、「スキャンダル」という別作品のスピンオフでして。
そっちの作品の内容の舞台裏っぽい流れになっているので、ちょっと内容がちんぷんかんぷんな部分があったり。
しかも二人の出会い篇は、「スキャンダル」の方に番外編として収録されているのでございます。
－－－ええ、買いましたとも「スキャンダル」。
こっちはかなりきつい内容みたいなんすが、素敵なヒゲキューピッド（ばい久賀先生）のために、頑張って読みますよ、うふふふふふ……。



　無駄に暑苦しい、レビューにもなってない雑文ですな。
世にも珍しいダンディー系ヒゲオヤジBLに巡り合えて浮かれたあんぽんたんと思ってお許しあれ……。
あ、一億分の一、こんなアホ文読んでこの作品に興味を持ったりなんかした際、くれぐれもよく内容をご確認の上でご覧になるとよろしいかと。
おそらく世間一般的に地雷な展開がけっこうあったりいたしますので。
　ところで城島くん、姓の読み方が実は「きじま」なんですがどうしても「じょうじま」と読んでしまう。
なんか某アイドルグループ東京のリーダーとか、某大リーグ捕手とか思い出していやん。